愛の手錠 カルティエ ラブ ブレスレット

カルティエ ラブ ブレスレット

愛の手錠 カルティエ ラブ ブレスレット

1960年代のニューヨークでの残酷な別れをきっかけに、アルドシプロは、宝石をちりばめた永遠の愛を表現したデザインを世に出しました。
ラブブレスレットは今ではカルティエの代表作とも言えるジュエリーです。愛を惜しみなく表現したデザインは、恋人に送るプレゼントのひとつとして、今では愛情表現のひとつになってます。そのカルティエ ラブ ブレスレットが誕生したのは、実は1960年代の大失恋がきっかけだったのを知る人は少ないのではないでしょうか?

カルティエ ラブ ブレスレット

1959年、アルドシプロがローマからニューヨークに移住しました。彼はティファニーやデビッド・ウェッブなどのアメリカの大手宝飾会社で働き始め、ニューヨークの社交界で大変人気がありました。
仕事には恵まれましたが、恋愛には恵まれなかったようです。そしてある夜、悲しい出来事がありました。なんと、お付き合いしていた女性との関係に終止符が打たれたのです。

悲しみに明け暮れ、ずっとオフィスに閉じこもった彼は、深夜に突然、永遠の愛を象徴するデザインを思いついたのです。ひとりでは外せないジュエリー。ドライバーとネジを使う、まるで何かの作業をするように、そして共同で行う作業。
当時、ドライバーを使用して固定する方法から「現代の愛の手錠」と呼ばれていました。ブレスレットは手首にフィットするよう、楕円形にデザインされました。ラブブレスレットはカルティエの最初の作品でした。そしてジュスト アン クル「ネイル」ブレスレットも彼がデザインしたのです。

ジュエリーは服装を選ぶことがよくありますが、ラブブレスレットはどんな場面でも相応しいデザインです。
ラブブレスレットが最初に発売されたとき、カルティエはウィンザー公爵夫妻、ソフィア・ローレンとカルロ・ポンティ、そしてエリザベス・テイラーとリチャード・バートン、アリ・マッグローとスティーブ・マックイーンなど、20世紀で最も有名なカップルにブレスレットを贈ったという言い伝えが広まっています。

カルティエ ラブ ブレスレット

真偽のほどは分かりませんが、実は、ラブブレスレットはカップルのみが購入できるというポリシーがありました。パートナーがいないお客さまは購入を禁止したとい噂がありました。
確かに・・・着脱は誰かがいないと難しいですね。もちろん、ひとりでも可能ですが、うっかりネジを落としたり、ドライバーが上手く回せなかったりと簡単ではないですね。

また、こちらも噂ですが、ニューヨーク市の一部の病院では、緊急時に患者から部品を取り外す必要がある場合に備えて、ラブブレスレット用のドライバーを常備していると言われてます。
どちらも真相は分かりませんが、言えることは、世界中で一目置かれるジュエリーは、噂が絶えないということですね。

カルティエ ラブ ブレスレット